英語と向き合う働き方

英語に自信がなくても外資系ITに内定。僕が評価された“意外な強み”とは?

はじめに

こんにちは、ケイです。

僕はTOEIC700点を取ってはいたものの、正直なところ「英語に自信がある」とは言えませんでした。

そんな僕が、なぜ新卒で外資系IT企業に内定をもらえたのか。

この記事では、英語に不安がある人でも挑戦できる理由と、実際に僕が評価された“意外な強み”についてお話しします。


英語ができないと外資は無理?

結論から言うと、英語ができなくても外資に内定はもらえます。

もちろん、ポジションや企業によって必要とされるレベルは違いますが、「流暢さ」や「ネイティブのような発音」が必須というわけではありません。

実際、僕は面接で英語に詰まることもありましたし、「I'm not confident in English...」という前置きから話すことも多々ありました。

それでも、最終的に評価されて内定をいただけた理由がありました。


面接でのリアルなやりとり

英語面接では緊張してしまい、準備していたはずのフレーズが飛んでしまうこともありました。

"Can you describe a time when you worked on a team project?" と聞かれたときも、答えたい内容は頭にあるのに、英語が出てこない。

でも、「Let me think for a moment...」と正直に言い、一呼吸置いてから自分の言葉で話し始めました。

完璧じゃなくても、自分の経験を伝える姿勢を持ち続けたことで、面接官も熱心に耳を傾けてくれていました。

途中で何度も言い直したり、文法的に正しくない表現をしてしまったりもしましたが、それでも「伝えよう」という気持ちを大事にしたのです。


僕が評価された“意外な強み”とは?

1. 素直さと誠実さ

英語の質問に対して、完璧に答えられなくても「わからないことを素直に聞き返す」「理解しようと努力する姿勢」を大切にしていました。

たとえば、「Could you say that again?」や「Let me think for a moment.」と正直に言うことで、かえって誠実さが伝わったのだと思います。

面接官にとっては、「この人はちゃんと会話しようとしている」という安心感があったのかもしれません。

2. 考える力・伝える力

面接では「あなたならどう考える?」「どう判断する?」という質問が多く、英語力そのものよりも、“ロジック”や“価値観”を伝える力の方が重要視されていました。

僕は、自分の経験や考えを日本語で整理した上で、たどたどしくても自分の言葉で伝えることを意識しました。

例えば、大学時代に取り組んだグループプロジェクトでのトラブル解決の話を、自分なりに英語にして語ったとき、面接官が何度もうなずいてくれたのを覚えています。

3. 成長意欲と姿勢

「完璧じゃないけど、学ぶ姿勢がある人」

これがまさに、企業が新卒に求めていたことだったと思います。

「まだまだ成長途中だけど、ここから伸びてくれそう」という印象を持ってもらえたことが、最大の勝因だったと感じています。

面接でも、「最近どんなことに挑戦しましたか?」という質問に対して、「英語が苦手な自分なりに、TEDを聞いてシャドーイングしたり、面接の想定質問を英語で言ってみる練習を続けたこと」を正直に伝えました。

これは特別なことではありませんが、「地道な努力ができる人」という印象につながったように思います。


英語力以外の評価ポイントは?

実は、僕の内定通知の際に言われたことのひとつが、

「あなたは、英語よりも、向き合い方や考え方が印象的だった」

という言葉でした。

つまり、英語は“最低限の意思疎通ができればOK”。

それ以上に、“この人と働きたいか”や“会社の文化と合うか”が見られていたのだと思います。

実際、僕が入社した会社では、周囲にも「英語は苦手だったけど入社後に勉強した」という社員が何人もいました。

最初から完璧な人を求めているのではなく、「一緒に成長できるかどうか」を見ていたんです。


英語に不安がある人こそ、挑戦してほしい

外資系=英語ペラペラじゃなきゃ無理、と思っている人は多いですが、実際にはそんなことはありません。

特に新卒採用では、「ポテンシャル」と「姿勢」で十分にチャンスがあります。

僕自身、「英語に自信がない」からこそ、しっかり準備しようと努力できましたし、その姿勢自体が評価につながりました。

「自信がないからやめておこう」ではなく、

「自信がないからこそ、やってみよう」

そう思えるかどうかが大きな分かれ道になると、今なら言えます。


おわりに

英語に自信がなくても、挑戦できる道はあります。

不安を感じながらも努力を続けた経験が、結果的に評価される武器になることもあります。

この記事が、あなたの「一歩踏み出すきっかけ」になれたら嬉しいです。


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