はじめに
こんにちは、ケイです。
僕は新卒で外資系IT企業に内定しましたが、当時は英語に全く自信がありませんでした。
特に英語面接では緊張で頭が真っ白になり、質問を理解できないことも…。
それでも最終的に合格をいただけたのは、「伝える力」 を意識したからです。
この記事では、
- 英語面接で詰まったときにどう対応したか
- 英語に自信がなくても評価された理由
- 実際に役立ったフレーズや準備法
を体験談ベースで解説します。
「英語が苦手だから外資は無理かも…」と感じている方に、勇気を持ってもらえる内容になっています。
英語面接で詰まった瞬間
初めての英語面接は、予想以上に緊張しました。
例えば、"Tell me about a time you faced a challenge."(困難に直面した経験を教えてください) という質問。
日本語ならすぐ答えられるのに、英語でどう表現すればいいか迷って黙り込んでしまいました。
さらに、質問を聞き取れなかった場面もありました。
「聞き返すと印象が悪いかも」と不安になり、一度だけ適当に答えてしまったことも…。
今思えば、素直に聞き返すべきだった と後悔しています。
英語に自信がなかった僕が準備したこと
少しでも不安を減らすために、僕がやった準備は以下の3つです。
- 過去の質問例を調べ、日本語で内容を整理
- 英語フレーズよりも「伝えたい内容」を優先して考える
- 想定質問を声に出して何度も練習する
特に効果的だったのは、自分の経験を英語で説明する練習です。
完璧じゃなくても、とにかく話してみることで抵抗感がなくなりました。
さらに、面接でよく出る質問を10個ほどピックアップし、日本語で答えを整理 → 英語に直してメモ帳に残す。
これだけでも 「何を話すか」が決まっている安心感 がありました。
実は落ちた企業もありました
全てがうまくいったわけではありません。
別の外資企業の面接では不合格。
そのときは「丸暗記したフレーズ」を必死に使おうとしたせいで、質問の意図を理解できず空回りしました。
この失敗から学んだのは、「英語力」以前に「自分の考えを伝える姿勢」が大切 だということ。
落ちたからこそ、次の面接では「伝えようとする力」を重視できたのだと思います。
それでも合格できた理由
1. 正直に「わからない」と伝えた
無理に話すよりも、
- "Could you say that again?"(もう一度言っていただけますか?)
- "Sorry, I need a moment to think."(少し考える時間をください)
と正直に伝えるようにしました。
結果的に、「理解しようとする努力」が誠実さとして評価されたのだと思います。
2. 自分の言葉で話した
丸暗記した英語よりも、たどたどしくても自分の言葉で伝えることを意識しました。
"I'm not confident in English, but I’ll try to explain."
(英語に自信はありませんが、説明してみます)
と前置きして話すことで、自分も落ち着けましたし、相手も真剣に聞いてくれました。
3. 英語力以外の部分を評価された
面接後、人事の方から言われたのは、
「英語よりも考え方や姿勢が印象的だった」 という言葉。
外資=英語力、と思いがちですが、実際は 「一緒に働きたいか」「成長してくれそうか」 が重視されていると実感しました。
英語面接で役立ったフレーズ集
詰まったとき、実際に使ったり心の支えになったフレーズです。
- "Could you say that again, slowly?"(もう一度ゆっくり言っていただけますか?)
- "Let me think for a moment."(少し考えさせてください)
- "I'm not sure how to say this in English, but…"(英語でどう言えばいいかわかりませんが…)
- "That’s a good question. I’ve never thought about it before, but…"(良い質問ですね。考えたことはありませんが…)
- "Let me see…"(そうですね…)
👉 完璧な答えよりも「伝えようとする姿勢」こそが評価される と痛感しました。
面接後に気づいたこと
面接直後は「失敗した…」という気持ちでいっぱいでした。
何度も詰まり、沈黙もあり、自分でも手応えがなかったからです。
それでも内定をいただけたのは、
- 人物としての誠実さ
- 学ぶ姿勢
- 諦めずに伝えようとする態度
こうした部分を評価していただけたからでした。
つまり、「英語力=合否」ではないということです。
英語に自信がなくても面接は乗り越えられる
外資系の英語面接は、流暢さよりも「伝える力」と「姿勢」が大事。
詰まっても、黙っても、それをどう立て直すかが見られています。
僕のように英語に不安があっても、準備と工夫次第で十分チャンスはあります。
「英語が苦手だからやめよう」ではなく、「英語が苦手だからこそ挑戦してみる」 という考え方に変えてほしいです。
まとめ
- 英語面接で詰まっても合格できる
- 大事なのは「伝える力」と「正直さ」
- 丸暗記よりも「自分の言葉」で話すこと
- 英語力以外の部分(考え方・姿勢・成長意欲)も評価対象
- 不安がある人こそ、準備と姿勢で差をつけられる
👉 面接は「完璧に答える場」ではなく、「伝える姿勢を見せる場」 です。
あなたも自信がなくても、挑戦してみてください。